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ネイルで自己肯定感アップ!不器用でもできる指先ケアで今よりもっと輝こう

仕事に家庭、“身だしなみ”など、女性の毎日は気にかけることがたくさん。ときに自分に自信がなくなることもありますよね。周りの人と自分を比べてしまったり、女性ホルモンに振り回されて沼にはまるみたいに落ち込んだり。

そんなとき、ふと小さなときめきを感じることがあれば暗闇に光が射すもの。例えば指先に好きなカラーをまとって、手軽なオシャレを楽しんでみませんか?自身の視界に入ることが多いネイルは、ちょっぴり自信をなくした女性にあたたかな温もりを与えてくれます。

今回は、プロネイリストでありセルフネイラーでもある筆者が「ネイルで自己肯定感を高める方法」や「不器用でもOKなネイルの楽しみかた」についてご紹介したいと思います。

もくじ

1. 所要時間は10分!女性の輝きは一瞬で作られる

・ネイルの楽しみ方はそれぞれでいい

わたし自身の経験なのですが、ネイリストとして活動してきた中で、ある忘れられない笑顔があります。

それはわたしがネイリストになりたての頃、当時はまだお客様も少なく、できるだけたくさんの人の爪に触れたい思いからボランティア活動をしていました。高齢者デイサービスに伺って、利用者の方にネイルケアやマニキュアポリッシュの施術をさせていただくという内容です。

その日も10名ほどの女性にネイルサービスを提供していました。爪が変わっていく様子を最初から興味深そうにみてくださる方もいれば、ネイルそっちのけで会話を楽しんでくださる方もいて、みなさんの反応はそれぞれ。

セルフネイルをするときもそうですが、ネイルの仕上がりに気持ちが向かうこともあれば、“ネイルを塗る行為そのものに癒しを感じる”という場合もありますよね。数週間楽しめる持続性のあるネイルもあれば、その日一日だけの特別なネイルもあって、ネイルの楽しみ方って自由です。

・大切な人に会いたくなる!ネイルがもたらした効果

ボランティアの時間も終盤にさしかかった頃、一人の女性がわたしの前に来てこう言いました。

「シワシワの手だし爪もキレイじゃないから、ネイルをしてもらうなんて申し訳ない。」

ボランティアに限らず普段のサロンワークでもそうおっしゃるお客様は少なくないので、ネイリスト側には問題のないこと。でも、お客様にとってはコンプレックスのある手元を差し出すのは勇気がいることです。なるべく女性の気がほぐれるよう会話につとめながら、派手すぎない肌なじみのいいピンクカラーをお塗りしました。

10分後、女性はご自身の手をマジマジとみています。それから最初にお会いしたときとは明らかに違う表情で、「今すぐ帰っておじいちゃんにみせたい!」と。女性によるとご主人が体の調子を崩されて家で休まれているそうで、キレイになったネイルをみせて元気付けたいとのこと。女性の目はキラキラと輝き、その笑顔は自信に満ち溢れていました。

かけ出しネイリストだったわたしは、ネイルで女性がキレイになることはその人の気持ちにまで変化を与えることなんだと強く実感したのを覚えています。ネイリストとしての使命感のようなものが小さく芽生えた瞬間でもありました。

【筆者おすすめのネイルカラー】

●女性らしさを高めるピンク

指先に血色感を宿すピンクは、やっぱり一番人気のカラー。様々な種類があるピンクカラーの中でも、大人の女性には肌になじむ上品な色味がおすすめです。例えばナチュラルなピンクベージュや透け感ピンクなど。

noiroネイルカラーの「S017 yakusoku」はシアーな偏光ピンク。ヌーディな発色と、手元が光を受けることで発揮される存在感が今っぽい一色です。

https://noiro.jp/item/color/noiro-s.html

●気分を上げてくれるイエロー

目に入るたび明るい気分にさせてくれるイエローもおすすめです。爪にイエローって冒険…と思う方にもぜひトライしてみて欲しい。まとってみると意外にもしっくりとくるものですよ。大人の手元にはマスタード寄りの落ち着いた配色や、透け感のあるイエローがイチオシです。

CANMAKEカラフルネイルズ「N13マスタード」はカジュアルだけど上品なカラー。プチプラだからトライしやすいところも嬉しいポイントです。

https://www.canmake.com/item/detail/96

2. ネイルをすること=自分自身が幸せな気持ちになること

・ネイルのオシャレで自分を楽しませる

ネイルはメイクやヘアと違って鏡を使わずに視界に入るパーツ。日常生活でも自然と目にすることが多いですし、じっくりと眺めて気分を高めることもできます。「自分の指先がかわいい」と実感する機会が増えると、小さな自信が積み重なって自己肯定感にも結びついてくれます。

トレンドネイルや彼の好みを反映させたネイルデザインも素敵ですが、まずは自分自身が好きなデザインかどうかという視点を忘れないようにしましょう。なぜなら自分が満足のいくネイルをまとっていると、女性は驚くほどにその輝きを増すものだから。“自信”は最高のメイクアップかもしれないですね。

・オシャレネイルかどうかは自分が決める

ネイルといっても色を塗るばかりではありません。むしろカラーネイルは苦手という人もいることでしょう。“塗ること”ばかりにこだわらず、素の爪が美しくみえるようケアすることはネイルの基本でもあります。爪の形をやすりで整えて、ネイルオイルを塗り込む。それだけでも指先にツヤがでて上品な印象が高まりますよ。

自分に自信を持つ秘訣は、自分が心地いいこと、自分がオシャレだと思うネイルを身につけることです。流行や固定概念にとらわれずに、ネイルのお手入れを自由に楽しんでみてくださいね。

3. 不器用でも大丈夫!気負わないネイルの楽しみ方

・お気に入りのトップコートを見つけよう

セルフネイルといっても気負う必要はありません。まずお気に入りのトップコートを一本だけ、見つけておきましょう。トップコートはカラーの上からコーティングをして表面にツヤを出すのが役割ですが、このトップコートがキレイに塗れていれば、手元全体が上品に映ります。

ひと口にトップコートといっても、まるでジェルネイルのようなツヤが楽しめるものから、あえてツヤを消してオシャレにみせるマットコートなど、その種類は様々。お気に入りのトップコートを見つけるには、次の三点を意識すると自分の好みがはっきりわかりやすいですよ。

  1. 筆の形状が使いやすいかどうか(長さ、太さ、硬さ、液のふくみ具合など)
  2. トップコートの粘度(こっくりか、サラサラか)
  3. 匂いや持続性など使用感

トップコートが一本あれば、カラーレスでクリアなツヤ感を楽しむこともできますし、カラーはプチプラポリッシュ(マニキュア)で冒険するというのも◎。また爪表面をコーティングすることで、空気の乾燥や水仕事によるダメージから爪を守ることもできます。

【筆者おすすめのトップコート】

わたしがお気に入りでよく使っているトップコートがこちら、noiro「トップコートP」。ガラスのようなツヤ感はひと塗りでネイルを格上げしてくれます。程よい刷毛の太さや液のふくみ具合もさすがのプロユース。サラサラと塗りやすい一本ですよ。amazonやアットコスメストアでも購入可能です。

https://noiro.jp/item/color/noiro-t.html

・手肌の保湿は爪先まで念入りに

カラーがはみだしてしまったり、輪郭がガタガタしたり。「自分でネイルをするのが苦手…」という人に試してみて欲しいのが、爪の生え際部分の保湿ケアです。

爪の生え際には甘皮と呼ばれる帯状の皮膚がありますが、この甘皮付近が乾燥でかさついていたり頑固に固まっていたりするとネイルポリッシュが塗りづらくなります。ハンドクリームやネイルオイルで指先が乾燥しないよう普段から気をつけましょう。また爪の表面についた薄い皮(角質)は、お風呂に入る際に綿棒などでくるくると押し上げるのもおすすめです。

爪の生え際部分の状態がいいとカラーも塗りやすくなるので、セルフネイルに苦手意識がある人もぜひお試しください。

ネイルは自分に自信を与えてくれるもの

「なんかわたし、いい感じかも」という小さなときめきの積み重ねが、自信となり自己肯定感へと繋がります。日常的に目にすることが多い指先は、その自信を感じるのに最適なパーツ。爪先をやすりで整える、たっぷりと保湿ケアをする、好きなカラーをまとう。そのときの気分や自分が心地いいと思えるバランスで、ネイルのオシャレを手軽に楽しんでみてくださいね。

ライター/ネイリスト。セルフネイルが楽しくなる記事作成が得意。本当に使えるネイル情報のみを発信します。

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